ヘアアイロンを買って愛用しているけれど、何となくスタイリングがうまくいかない・・・
そんな方は、ストレートヘアアイロンの使い方を見直してみた方がいいかもしれません!
ストレートヘアアイロンは使う前の準備と使い方のコツをおさえるだけで、仕上がりが大きく変わるのです!!
ふだんなかなか満足のいくスタイルが完成しないあなた!ぜひこの記事を読んでストレートヘアを格上げさせちゃいましょう☆
ストレートヘアアイロンの使い方の基本
ストレートヘアアイロンは、アイロンの性能によっても仕上がりが異なるものです。
安価なものはやはりキープ力が低く、ダメージも多い傾向にあるので注意しましょう!
ストレートヘアアイロンを選ぶ際には、できれば温度調節ができるものが良いでしょう。
温度調節をしながらスタイリングすることで、ダメージを最低限に抑えてることができ◎
さらに高温でアイロンをかけることでずっと続くさらさらストレートが作れますよ。
良いストレートヘアアイロンを使っていても、ヘアアイロンを使う前の準備がしっかりできていないと夕方にはすぐにスタイルが崩れてしまいます。
ここでストレートヘアアイロンを使う前の準備のコツをおさらいしておきましょう。
ストレートヘアアイロンを使う前の準備
よくあるお悩みが
「使い始めた頃はサラサラストレートになって大満足だったのに、2,3ヶ月経ったらパサパサでまとまらなくなっちゃった・・・。」なんてお悩みです。
最初はツヤサラストレートだったのになぜ?!
答えはアイロンを使う前の準備にあります。
ストレートヘアアイロンは髪にとって大きなダメージです。
髪を保護せずにヘアアイロンを使い続けていると、髪の水分は失われキューティクルは剥がれ、常に広がった状態になってしまうのです。
ポイント①髪は完全に乾かしてからヘアアイロンを使う
髪が濡れた状態でアイロンをかけてしまうと、髪の内部の水分まで一気に奪われて髪はスカスカになってしまいます。
寝癖を直す場合も、朝シャンプーをする場合も、一度髪を完全に乾かしてからヘアアイロンを使いましょう!
ドライヤーで乾かす前に、頭皮をマッサージするようにタオルで頭を包み、根元からタオルで水分を吸い取るようにタオルドライしていきます。
タオルドライ後に洗い流さないトリートメント剤を使うと、ドライヤーの熱から髪を守ってくれて◎
ドライヤーは髪の根元からかけて、くせをなくすようにブラシや目の粗いクシを使いながらまっすぐにしましょう。
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)はくせを防ぐためにもおすすめです!
シャンプーの後ドライヤーで乾かした髪はくせが少ないですが、湿気を吸収することで徐々にくせが出てしまいます。
シャンプー後にアウトバストリートメントをして油分でコーティングすることで、湿気を吸い取らず理想の形をキープできるのです♪
オイルと聞くと「ベタベタしそう」と思うかもしれませんが、浸透がよく伸びがよいものを選べば重すぎず気持ちよく使うことができますよ☆
おすすめヘアオイルの特集が参考になるので、髪の広がりやパサつき、くせを防ぎたいときには参考にしてみてください。
ポイント②ブロッキングしてからヘアアイロンを使う
いくら高性能のストレートヘアアイロンでも、挟む髪の量が多すぎると十分にまっすぐにできません。
髪をブロッキングすることで、一度にはさむ髪の量を少なくすることができます。
さらに内部の髪まで十分にヘアアイロンが届くので、かけ残しがなくすべての髪がまっすぐに♪
部分的にうねりが残っていると、それが原因でスタイルが崩れてしまうものです。
いつもの自分のストレートヘアアイロンのかけ方を見直してみましょう!
ブロッキングは6パーツ程度が丁度良いでしょう。
- まず頭頂部から右耳の上あたりまでを取り分けダッカール等で留めます。
- 左側も同じように取り分け留めます。
- 後頭部上側を、右耳後ろから左耳後ろまでをつなぐように取り分けます。
そこからさらに右側と左側とに分けて留めます。
- 下側も右側と左側に分けます。
ブロッキングが終わったら、下側の髪からヘアアイロンをかけましょう。
ポイント③ヘアアイロン前のスタイリング剤を使用する
ストレートヘアアイロンを使う前のポイントとしてとても大事なのが、ヘアアイロン前のスタイリング剤、ローションの使用です!!
アイロン前ローションには
- 髪をダメージから保護する
- ストレートを長時間キープする
という効果があります☆
特に「ヒートプロテクト効果あり」と記載されているローションを使うとダメージケア効果も高いです!
まっすぐサラツヤヘアーを手に入れたいなら、アイロン前のローションにこだわりましょう☆
ストレートヘアアイロンの温度
長時間続くストレートヘアを作るためには、ヘアアイロンの温度は何度くらいが理想なのでしょうか?
最近は最高温度220度!というプロ仕様のストレートヘアアイロンもよく見かけます。
ですが高温のストレートヘアアイロンはダメージも強いので注意が必要です。
ヘアアイロンがキレイなストレートを作る原理は、熱によりたんぱく結合に働きかけていることです。
髪の毛はたんぱく質が結合してできていますが、くせがある髪はたんぱく質の結合がゆるく、その分うねりが出てしまいます。
そのたんぱく結合のゆるい部分に熱を加えてたんぱく質同士をくっつけることで、まっすぐな状態を形状記憶させることができるのです!
このたんぱく結合は高温であればあるほど短時間で行なうことができるので、高温のストレートヘアアイロンは時短スタイリングにぴったりとされています。
ですが注意すべきなのは、高温ヘアアイロンには火傷の注意もあるという点です!!
特に200度以上のヘアアイロンを使うと、髪が火傷してキューティクルが崩壊されてしまう可能性があるのです。
おすすめは160度~170度程度のアイロンで素早くセットすることです。
160度以上であればたんぱく結合が十分に行なわれますし、180度以上だと火傷の可能性が高いからです。
でもなぜ素早くササッとセットした方が良いのでしょうか?
ストレートヘアアイロンのかけ方
じっくりじっくり伸ばすと綺麗なストレートヘアが作れる!と言う人もいます。
でも実はそれがダメージヘアの原因になっているのかも?!
上記で述べたように、ストレートヘアはたんぱく質の結合によって作られます。
たんぱく質が結合する以上の熱を与えると、それは髪のダメージとして残ってしまうのです。
髪のダメージを気にして120度くらいの低温でじっくりじっくり何度もヘアアイロンをあてる方もいますが、実はその方が髪が熱に接している時間が増えてよりダメージが多くなっているのです!!
ポイントは160度~170度程度の高温で短時間で髪を伸ばすこと!
まっすぐに伸ばしながら、髪の表面を触って熱くなりすぎていないかも確認しましょう。
髪の表面が熱くなっていたら温度を少し冷まします。
長さ別ヘアアイロンの使い方
ストレートヘアアイロンの使い方の基本をおさらいしたところで、ここからは髪の長さ別の詳しい使い方を見て行きたいと思います。
あなたの髪の長さは?ヘアアイロンを使うときのコツは?
詳しく見てみましょう♪
ロングヘアーのストレートヘアアイロンの使い方
ロングヘアーの人は、ブロッキングが必須です!
ブロッキングをしっかりしたら、髪の根元から少し下あたりの髪を挟みましょう。
まず根元から髪の中間までをまっすぐにします。
その後再度全体にアイロンをかけてまっすぐにします。
ロングヘアーの場合は、下にまっすぐに引き抜くようにアイロンをかけましょう♪
横に抜いたり上に抜いたりすると切れ毛の原因になってしまうのでご注意を!
重力に逆らわずストンと下に抜くだけで綺麗なラインができますよ。
ボブヘアーのストレートヘアアイロンの使い方
ボブヘアーの方は特にストレートヘアアイロンの扱い方を難しく感じるようです。
ボブヘアーの場合、ストレートラインと自然な丸みのふたつのスタイルを作るテクが必要になるからですね。
ボブヘアーの場合はロングの場合と異なり、ヘアアイロンのプレートを上に引き抜くのがポイントです。
根元少し下から始めて、毛先近くにきたら上にサッと引き抜きましょう。
こうすることでまっすぐラインをつくることができ、なおかつ頭の丸みにあわせた自然なラインを作ることができ◎
ショートヘアーのストレートヘアアイロンの使い方
直毛でショートヘアーの方の場合、男性っぽくなってしまいなかなかうまくスタイリングできない方が多いです。
そんな時は、ストレートアイロンを使って少しだけウェーブをつけてあげると女性らしいスタイルになり◎!
毛先を取って、流れを作るように巻いていきます。
手首を返して後ろに流れるように巻いていくと、動きが出ておしゃれになりますよ♪
トップの髪のみ根元から挟み、大きく内巻きにカールをつけます。
こうすることでふんわりとした丸みのあるスタイルになります!
ストレートヘアアイロンでの前髪の作り方
ストレートヘアアイロンを前髪のセットのみに使っている方も多いです。
前髪セットはスタイリングの中心になるので、ぜひとも成功のコツを覚えておきたいものですね!
ここで前髪セットのポイントをご紹介しましょう。
ストレートヘアアイロンでくるりん前髪の作り方
ストレートアイロンを温め、前髪の根元からアイロンを挟みます。
手首を内側に返すように、毛先部分を内巻きになるようにクルンと巻きます。
この時おでこにアイロンがあたらないように注意!
皮膚にあたらないように少し浮かしてアイロンをかけましょう。
ですがあまり浮かしすぎると変な角度がついてしまいます!
ポイントは短時間でサッとくるりん前髪を作ること☆
アイロンを十分に温めてからスタイリングしましょう♪
ストレートヘアアイロンでななめ前髪の作り方
ふんわりとななめに流れる前髪には憧れますよね☆
コツをおさえればストレートアイロンだけでもふんわり流し前髪を作ることができます!
- まず前髪を流したい方向と逆方向に持っていきます。
- ななめに引っ張った状態で、根元からストレートヘアアイロンで髪を挟みます。
- 毛先の部分で手首を内側に返し、自然な内巻きになるようにセットします☆
毛先部分にワックスをつけるとふんわり前髪がキープできて◎
ストレートヘアアイロンのお悩み解決
ストレートヘアアイロンがいまいち上手く使いこなせない。
結局使わずしまいっぱなし・・・そんな方のために、あなたのストレートヘアアイロンに関するお悩みを解決する方法をご紹介!
ストレートヘアアイロンで後ろ髪をまっすぐにするための使い方は?
一番多いお悩みは「後ろの毛がうまくアイロンがかけられない」というものです。
このお悩みを解決するためには、ブロッキングが必須です。
ブロッキングすることで後頭部の髪の内部にまでアイロンが届き、根元からまっすぐヘアに仕上げることができます!
ブロッキングする前には後ろの髪もきちんとコーミングして毛流れを整えておきましょう☆
湿気で広がらないためのストレートヘアアイロンの使い方は?
ストレートアイロンをかけた後の髪を長時間キープするためには、やはりスタイリング剤の力を借りるべきです。
ストレートキープ力の強いスタイリング剤を使うことで、湿気の吸収を防いでまっすぐストレートをキープすることができます!
上記にあるようにお風呂上りにアウトバストリートメントを使うのも効果的ですよ♪
不自然まっすぐヘアーにならないためのストレートヘアアイロンの使い方は?
髪を挟んだら、途中で止めずに最後までアイロンをかけましょう。
途中で止めると不自然な場所で髪が折れて、毛先が針金のようにピンと伸びてしまいます。
ひとつの場所に2秒以上ヘアアイロンがあたらないように、毛束ひとつを3~5秒程度で伸ばすようにしましょう!
また根元ギリギリの位置は外してヘアアイロンをかけましょう。
根元からまっすぐだと人形のような髪になってしまいます。
まとめ
ストレートヘアアイロンの使い方の基本は知っているようで意外と知らないものです。
基本を抑えて、一段階上の上質ストレートヘアを手に入れましょう♪
人気のおすすめヘアアイロン特集記事も参考にどうぞ。